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活動履歴

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▼学生大会

  6月27日(日)、東京都新宿区の国立競技場霞ヶ丘体育館において第三十五回学生合気道選手権大会が行われました。

札幌〜東京(行き)
札幌はとても暑く、どうやら東京より気温では勝っているらしい日に東京大会へ向け出発しました。出発前には応援団の方々の力をもらいました!ハプニングといえば、タッキーが倒れ、 僕は出発前にトイレに行こうとしたらクラ館の守衛さんにまだ入っちゃいかんと怒鳴られ、武者震いなのかトイレに行きたいだけなのかという判断に苦しむ切迫した状況の中、 北大を後にしました。
札駅のホームでは、一年目からの手ぬぐい、二年目からのガラナやかき氷機のプレゼントをもらい、応援メッセージの入った色紙を手に電車に乗り込みました。
電車の中では取るに足らない会話で大騒ぎし周りの乗客の刺すような視線を浴びながら応援メッセージを読んでました。そこで僕は気付いたのです。一年目上松瀬のメッセージが無いことに!どうやら他のドンパも気づいたらしくこれは負けたら上松瀬のせいかなと思うドンパ一同でした。
さて、そんなこんなで着いた東京。気温は札幌より低いそうですが湿度の高さがすごいです。もういつも行ってる銭湯のサウナより熱いんじゃないかと思うほどでした。おじさんたちのくたびれた顔と札幌より汚い街並み。これが日本の中心地東京かと。あまりの人の多さに、ラピュタに出てくるムスカ大佐の名言が自然に口から出たのは僕だけではなかったはずです。
お昼はそれぞれ数人で別の店へ。自分は石橋、上遠野、岩月と共に麺屋武蔵に行き、食べた後ドクターペッパージャンをして周りの視線を一身に浴びてました。ドクターペッパーは石橋曰く、子供用風邪薬の味らしいです。ガラナ最高。
夜はOBの方々が壮行会を開いてくれ、とても楽しい夜になりました。明日は大会なんだから無理しなくてもいいんだよ?と言いながらビールを持って僕らの杯を眺める優しいOBの先輩たち。OB二次会では外崎が酔いつぶれ、明日の団体戦は大将無しを覚悟するドンパ一同でした。
さて、一夜明け舞台は国立競技場体育館。僕らの伝説は始まるのでしょうか。以下、東京大会本戦編へ。

団体戦
 先鋒:上遠野、次鋒:中野、中堅:石橋、副将:三瓶、大将:外崎
1回戦: シードにつき二回戦へ
2回戦:vs立教大学
試合開始前は立教大学の人たちとあいさつと雑談を交わし、とても和やかな雰囲気でした。 どうやら僕の相手は副将さんらしいことに気づき、内心動揺してました。
あまりに胸のドキドキが止まらないので、杉田とC-C-Bの「Romanticが止まらない」を歌いながら気を落ち着かせようとしましたが、 逆になんだかテンションが上がってしまい、さらに胸のドキドキが止まりませんでした。
試合は、先鋒上遠野、次鋒中野、中堅石橋の三連勝で早々に勝ち上がりました!石橋は開始3秒の腕当で一本勝ち。応援しようとしたら勝負が決まりました。
準決勝:vs北星学園大学 北海道勢対決!逆にいつも見慣れているからこその緊張感がありました。この試合では涙ありの青春ドラマ的展開になりましたことをまず始めに述べておきます。
先鋒は上遠野。相手は捕技キャラの二年目らしく、三年目で綜合キャラの上遠野が勝てないはずがないという状況の中、引き分けになってしまいました。
次鋒は中野。僕の相手は同じ三年目の高橋君。試合前に和やかに話していた相手だったのですが、試合は別物。お互いにベストを尽くしました。僕はわたわたしましたが。結果は引き分けになってしまいました。
中堅は石橋。相手はアッキーナ。お互いに勝負のターニングポイントであるこの試合で白をつけようと必死でした。石橋が技ありを取りましたが、すぐにアッキーナも取り返す。お互いに一歩も引かない試合。判定になり結果はまたしても引き分け。勝負は副将、大将に委ねられました。
副将は三瓶。相手は山口さん。相手の子は小さいながらもダイナミックでメリハリのある捕技をする子で、とても見ごたえがありました。三瓶のほうも緊張で体が硬いものの丁寧に捕りをしていましたが、判定は負けてしまいました。決めであわててしまったのが響きましたがこれはプレッシャーのかかる場において仕方の無いことです。
さて、1敗3分け。この状況で大将外崎です。相手は因縁の相手大関君。またしてもこの組み合わせかというほど見てきた組み合わせでした。しかも外崎の方が分が悪い。しかし、やはり主将は違いました。
まず、一つ勝ちをとり、延長戦。再び外崎vs大関君。ここでも再び外崎が勝ち、決勝進出が決まりました!分が悪い相手にここぞという場面で勝利する主将!!この場面では団体メンバー全員で抱き合い、喜びを爆発させましたが、先生に怒られたのでしょんぼり退場しました。
決勝:vs札幌学院大学 またしても北海道勢対決!しかし、この団結力なら負けるわけがないと思っていました。
結果は、三連勝!!三人で優勝を決めました!!もう大将だけカッコいいところは見たくないという僕の嫉妬もあり冷静に勝ちを取りました。 団体戦優勝です。見に来てくれたOBの方々のアドバイスも助けになりました。この場を借りてOBの方々、現役部員の方々にお礼を言いたいと思います。ありがとうございました!
応用自由形
 藤村と下田の組が出場しました。組は7組目。他の組が演武をする中、二人は下を向きとても集中しているようでした
二人の演武は、メリハリがあり、声と動きとリズムがとても良く、これは優勝したなと北大勢一同確信しました。札学の演武もよかったので若干不安でしたが。 結果発表があり、北大組が優勝!
公約は達成、お姫様抱っこで札駅前ダッシュはとても見たかったのですが。
そしてこの結果を聞き、団体戦メンバーのプレッシャーもピークに達するのでした。
個人総合
 上遠野と朝倉が出場しました。 去年の福井さん同様、1年目の新人戦以来、綜合の試合には出ていないという朝倉でしたが、一回戦で攻めるも技ありをもらえず負けてしまいました
 上遠野は一回戦から技ありが取れず判定になるという危ない試合運びでした。しかし手数の多さで判定勝ちし、二回戦以降も一本勝ちは出来てませんでしたが、積極的に技を取りにいっていました。
上遠野はいつにも増して冷静でした。3回戦以降も勝ち進み、決勝戦まで進みました。決勝の相手は因縁の相手、札学の戸来君でした。
お互いに団体戦も出ていたので疲労困憊。結果は上遠野の勝利。上遠野の優勝です!
個人捕技
 杉田と木戸が出場しました。木戸は申し訳ないのですが見てませんでしたが負けてしまいました。 やはりしっかりと打ち受けが出来ないといかんという事です。杉田の方は一回戦で北星の子と当たり勝利しましたが、二回戦で負けてしまいました。 東京でなじみのない技を使うと良くないようです。技自体は綺麗に見えましたし流れも悪くなかったと思いますが、負けてしまいました。 優勝という公約は不達成に終わりました。
感想
先輩のおっしゃる通り、東京はとても熱く、汗が終始止まりませんでした。
また、先輩方から何度も言われていたような東京と北海道の違いを見ました。
しかし、捕技に関しては、東京の技を研究する以前に基本的な打ち受け、足体動作が出来ていないとだめだと思いました。 それが出来て、東京の技を研究してください。北海道でも出来て当然のことをしっかり押さえておかなければなりません。 個人的に試合を見ていて、下年目への指導も、技だけでなく足体動作、打ち受け等、7,8級技で習う所も改めて見てやる必要を感じました。 単純に基本的なところをもっと詰める必要があります。三年目もできていない人が多々おり、練習で直して行きましょう!!自分自身も更なる向上のために、この大会を大いに参考にしていこうと思いました。 なにはともあれ、北大三冠!!!北大勢団体戦1,2,3フィニッシュ!!やりました!!
東京〜札幌
月曜に東京観光するメンバーに別れを告げ、僕と下田と上遠野はお先に失礼しました。 北星の人たちと一緒に帰りました。ガラナを回し飲みしたり、途中前厚生労働大臣の舛添要一さんも見ました。 選挙活動中で手を振ったら笑顔で返してくれました。ちょっと鬱陶しそうでした。
また、空港では上遠野の荷物が検査で引っかかり、検査員の人が慎重に中を探るとどうやら汗まみれの胴着がX線に引っかかり、 バイオウェポンと判断されてました。検査員の人たちと僕らは大爆笑でした。

 学生大会の写真はこちらです。また戦績はこちらです

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