初日
12月3日土曜日、部員やOBの先輩方に見送られ選手団8名(+応援1名)は大志を胸に、いざ東京へと旅立ちました。
飛行機の中ではみんな基本的におとなしくしていたのですが、唯一外崎主将が高校生のようにはしゃいでいました。もう21歳になるのに…。
12時少し前に東京に着いた選手の面々は、早速お昼を食べようということになり、もんじゃ焼きで有名な月島へと早速向かいました。
一足先に羽田に到着していた鍵谷さんと落ち合って、「片岡」というもんじゃ焼き店へ。
そこはもんじゃ焼き、お好み焼き、鉄板焼き、焼きそばなどなど、メニューの種類が豊富で、みな美味しくいただきました。
その中で安日はひたすら氷を食べていました。
次の目的地は今いちばん熱い街「秋葉原」へ。
とりあえず、秋葉へ到着記念で大木が「シャツinズボン」「メガネ」でA系男に変身してくれました。
ひたすら様になってました。近年、都内は再開発が盛んに進められていまして、秋葉もその例外ではなく、駅前は非常にきれいに整備されておりました。
しかし、少し裏に入れば電気街秋葉原らしい景色も見られます。
一同は公言していた「メイド喫茶初体験」を実現するべく、怪しい裏通りを「フリーペーパー秋葉情報誌」を片手に捜し歩きますが、なんとどこも満員!
常連客はもとより、最近の秋葉ブーム(?)のせいか、私たちのような興味本位の客も多いようです。
4件ほど回って、OB会への時間も迫ってきたため、メイド喫茶は断念せざるを得ませんでした。
OB会は新宿のしゃぶしゃぶ店にて催されました。横山先輩(32代)、門野先輩(32代)から、激励をいただいて、
選手一同明日の試合への意気込みを新たにしました。
2日目
大会当日です。本人による詳しい試合内容や感想は、報告会の時にそれぞれがお伝えしたとおりです。
応用自由形武器の部
安日&渡邉組です。演舞前、安日はずっと「あ゛〜!早く終われ」と非常に緊張している様子。
対する渡邉は落ち着いているように見えました。
演舞の順は後のほうで、待ち時間の間もずっと落ち着かない様子だったのですが、いざ演舞が始まると技のキレ、発声ともに今までで一番のできに見えました!
ところが最後の当てで、勢いあまって渡邉の頭を「ポコン」とたたいてしまった安日。
その日一番の笑いはこのチームが持っていきました。それがよかったのか、安日&渡邉組は3位というすばらしい成績でした。
応用自由形徒手の部
今井&木村組です。
3年目ともなると技や流れに妥協を許さない構成で、頼もしさを感じました。技そのものも難しいものを取り入れ、やはり北海道応自のレベルの高さが伺えました。
タイムオーバーが切り上げ2秒あったため、残念ながら減点対象となり、結果は9位となりました。しかし、すばらしい演舞を見せてくれたと思います。
個人捕技
紙田の初戦はビッグバン綜武会の佐藤武志さん。あのわかりづらい攻撃と伸びのある大きな捕技を武器に紙田らしい捕技試合をしていました。
判定が割れましたが、審判長規定により二回戦へと勝ち上がりました。二回戦は、同郷札学の清水翔君。
またもや判定が割れ、やはり審判長規定により残念ながらここで敗退となってしまいました。
鍵谷さんの初戦は日大の鈴木祐輔さんでした。以前に綜合で戦い、勝った選手だったそうです。
しかし健闘するも、残念ながらここで敗退となりました。
個人綜合
シード選手大木。ところが本人は一回戦のつもりで準備していたらしく、肩透かし。二回戦からの出場です。
初戦の相手は埼玉(城北?)綜武館の菊池一之さんでした。開始早々左胴を打ち込み、試合再開すぐに巻き込みを決め、スピード勝利となりました。
三回戦は札学の赤坂君を倒して勝ちがってきた城北綜武館の松下裕里くん(高2)。非常に速い打ちに苦戦し、残念ながらここで敗退でした。
実はベスト8。ちなみにこの松下君は一回戦以外全て北海道勢との試合をし、決勝まで上がっていくツワモノです。
外崎の初戦は坂戸綜武館の山本孝史郎さん。本人曰く、「固い試合をしてしまった、宗家にも言われた」とのこと。
必死に見てるこっちはそんなこと気付きませんでしたが。それもしっかり首抱腰車で勝利しました。二回戦は富山の高君。
学生選手権にも出場した、100キロ近くありそうな巨漢の選手です。
とりあえず挑戦してみて「投げられねー」ということで、打ちにスイッチしてまたもや勝利しました。
三回戦は品川綜武館の来迎貴良さん。
ここからは「受付の仕事⇔外崎の試合」でばたばたしていてあまり試合をちゃんと見られなかったのですが、けっこう危なげなく勝っていたと思います。
準決勝は坂戸綜武館の服部美賢さん。そして勝利。
決勝戦は大木を文字通り「打ち負かした」松下裕里君でした。
この時点で私は賞状書きの席におり、東京の偉い先生方に囲まれながら、おっかなびっくりという感じで孤独に外崎の応援をしていました。
たしか、打ちを取って、打ちを取られて…という流れだったように思います(あんま覚えてなくてすまん外崎)。
とにかく覚えているのが、突っ込んでくる松下選手にきれいに決めた首抱腰車。松下選手の両足がふわっと宙に舞い、その瞬間に外崎の優勝が決まりました。
感激に打ち震える手で「外崎陽介」の文字を書いたことは、今でも記憶に鮮明に残っておりますなぁ。いや、たいしたもんだ。
大会終了後、外崎、今井、木村、大木、紙田、渡邉は井上先生に引率していただいて、宗家のお宅で反省会(飲み会)へ。
残りの鍵谷さん、新井、安日はスープのお店で夕食をとりました。やっぱり安日は氷を食べていました。
3日目
前回は東京ディズニーランドでしたが、今回は横浜へ!
外崎、大木、紙田、渡邉組は昼から合流のため、今井、木村、安日、鍵谷さん、新井の5人は一足先に横浜入り。
日本一高いビル(確か6、7年前までは)のランドマークタワーにお登りさんです。
文句なしの快晴で、横浜ベイブリッジ、海ほたる、遠くは富士山まで見渡すことができました。
その後全員が合流し、昼食を食べるべく横浜中華街へとくりだしました。昼食は中華料理の食べ放題。
リーズナブルで品数も多く、味もよし。みんなとても満足のようです。中でも今井が飛ばしていました。
一方外崎は景気づけのために「よっしゃ!」と張り切ったところ、皿をひっくり返す事態。
しかも、外崎、大木、渡邉は六人席で相席を頼まれたのですが、3人+3人でマダムと向かい合うという合コン状態でした。
おなかも満たされ、中華街を散策。はしゃぐ女性陣、ついて来るだけの男性陣。後半は明らかに男性陣の…特に紙田の元気がなくなっていきました。
「旅行嫌いなんだよ」って。おいおい。
続いて、海を見ようということになり、山下公園に行きました。
ここはカップルで有名な観光名所で、すかさずベンチで似非カップルを決め込む外崎と渡邉。
う〜ん気持ち悪い。横のベンチでは、木村と紙田を両脇にはべらせる鍵谷さんの姿がありました。
「海だ〜!」と柵を越えて波打ち際ぎりぎりまでいく安日、今井、新井。ぷかぷか浮いている海鳥に心が癒されるひとときですなぁ。
ところが、潮が満ちてきたせいか、安日にもろに波がぶっかかります。しかし、これは悪夢の序曲に過ぎなかったのです…。
「そろそろ戻るか〜」と一同柵を乗り越えたその時!「今井さ〜ん!」の声に振り向くと、柵の上で硬直している安日が。
高く上げた片足の先には…靴がありません。「え!?」足先が指し示す方向、3mほど先、さっきまで見ていた海鳥よろしくぷかぷかと安日の靴が…。
それはどうあがいても取りにはいけない距離でした。すかさず「僕がとってあげるよ!」と大木さん。
おぉ!かっこいい!と思いきや、ご持参のデジカメでそのスクープ映像をしっかり撮っておりました。
やな奴ですね。あわてて、片足裸足の安日をつれて、中華街のお土産屋で靴を買いました。
「外崎さんは全力でバカにするんですよ!」と言う安日のため、外崎に「そんなことしちゃだめよ」と月餅1個で手を打たせました。
そんなトラブルも乗り越え、一同は夕食のために横浜カレーミュージアムへと向かいました。
道すがら、いろんな部員の名前を発見しておもしろかったです。
カレーミュージアムでは、ハイテンションの案内役の方々にディズニーランドのデジャブを覚えつつ、いろんな種類のカレーを楽しみました。
帰りの飛行機でも相変わらず、後の席を振り向いてははしゃぐ外崎主将(当時20)。
その手には、横浜をまわる間いろんなところにガンガンぶつけて少しだけ楕円形になった優勝カップが輝いておりましたとさ。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。納会もがんばってくださいね。